カッテージチーズの特徴
お豆腐感覚のフレッシュチーズ
カッテージチーズ は、脱脂乳をレンネットで固めて、水分を切っただけでできる、熟成させないフレッシュチーズです。
味は淡白、わずかな酸味とさわやかな風味が魅力です。実は、8割は水分なのです。
カマンベールチーズなどと比べると、カロリーは約3分の1なので、ダイエット志向の人にもうってつけです。
粒状のものと裏ごしのものがあって、お豆腐感覚で使えます。サラダだけでなく和風にも合います。
カッテージチーズの歴史と由来
牛乳が自然にすっぱくなってしまった時に、その牛乳から作られたのがカッテージチーズ だといわれています。世界で最も古いチーズのひとつです。
イギリスまたはオランダで生まれ、世界各国に広がりました。日本でも愛用者はとても多いチーズです。
脱脂乳を原料としているため、さっぱりとして、クセのない淡泊な味わいが生まれます。
サラダやパスタ、和え物、サンドイッチの具材にそのまま使います。
このチーズの名前は、山小屋を意味する英語 “cottage”から来ているそうです。そのために、コッテージチーズやコテージチーズと呼ばれることもあるそうです。
カッテージチーズの作り方
自宅でも簡単にできる方法
家で簡単に作る方法があります。
まず、牛乳を温め、そこに酢を加えると分離し、カッテージチーズができます。
ひき肉につなぎで混ぜ込むと、食感がやわらかくなり、ひき肉料理が変身します。
また、分離したあとの水分はホエイ=乳清と呼ばれて、栄養が豊富です。
酸味も気にならないくらいなので、捨てずに、炊飯やスープなどに活用すればいいでしょう。
カッテージチーズ は酢だけでなく、かんきつ類の果汁でも作れます。
酢で作ったカッテージチーズは少し固めですが、かんきつ類の果汁で作るとよりきめ細かくて、なめらかな口当たりになります。
カッテージチーズの食べ方
カッテージチーズ は白ワインをはじめ、コーヒーや紅茶にも合います。
サラダやケーキに使われ、豆腐のようにも使えます。
ポテトチップや野菜のディップとしてもぴったり、そのままスプーンですくって食べてもいいでしょう。
スプーンですくって食べると、風味の良いヨーグルトのような感じですが、実はチーズなのです。