クリームチーズの特徴
あまりにも馴染みのあるチーズ
実は、クリームチーズは日本人に最もなじみのあるチーズなんですね。
いろんなところで使われていて、プレーン、チョコレート、イチゴやオレンジといったものもあり、組み合わせた食べ物も多くあります。
軽い酸味とまろやかな風味が魅力で、クリーミーな味わい、なめらかな口当たりは誰でも喜ぶ味です。
クリームチーズとは、熟成を行わないチーズなので、柔らかくキメが細かく、酸味となめらかさが特徴です。
クリームチーズの歴史と由来
クリームチーズの原産地はとりあえず不明です。
しかし、アメリカのクラフトチーズという会社の公式な説明では、クリームチーズの起源は1872年でアメリカだとしています。
しかし、他にも説があって、結局、クリームチーズの起源は不明とされているようです。
アメリカでは1872年にニューヨークの小さなチーズメーカーが、四角い形のチーズを作りました。
最初の頃は品質もばらついていたようですが、その後、最新の技術で高品質のクリームチーズが作られているそうです。
チーズケーキの誕生
その後、クリームチーズは料理の材料に取り入れられていきます。
そして、ケーキの材料として工夫した結果、チーズケーキが定番のメニューになるようになったのです。
日本でクリームチーズが登場するのは、ずっと遅くて、1970年だと言われています。
クリームチーズを使えば、レモンなどの酸を加えなくても乳酸の旨味で美味しいチーズケーキができたのです。
クリームチーズの作り方と使い方
クリームチーズは、生乳を加熱殺菌して、脂肪調整してクリームを作ります。そこに乳酸菌を加えて凝固させて、そこからホエイと呼ばれる乳清を除去します。
さらに、なめらかさを出すために圧力を加えて、全体を均質にします。
世界中の国でつくられていますが、作り方の基本は同じでも、生産国やメーカーによって、クリームチーズの個性が生まれます。
クリームチーズの食べ方
パンにつけて食べる
ベーグル、ライ麦バン、フランスパン、さらにクラッカーにも合います。
デザート
ベイクドチーズケーキやレアチーズケーキといったケーキには欠かせません。
ヨーグルトの代わり
クリームチーズにジャムやハチミツなどを加えて、ヨーグルトのように食べます。
サラダのトッピング
サラダのトッピングに使ったり、スモークサーモンの付け合せに使います。
お酒のお供
特に白ワインにあうと言われます。
和風料理に使う
クリームチーズは和風の料理にも合います。醤油をかけたり、鰹節やワサビ醤油で食べます。
冷蔵庫の10℃以下の低温状態ではやや固くてつかいにくいとしても、食べる直前に冷蔵庫から出して常温に戻してしまえば、クリームのように柔らかくなります。